子どもの『おしごと』
子どもには自己教育力が存在し、自ら積極的に環境に関わりながら成長・発達していきます。
子どもの自己教育力を発揮させる環境として、粗大運動の活動(主に外遊びなど)、微細運動の活動(手先指先)、日常生活の練習、言語、感覚、音楽、美術、などがあります。
こうした環境をバランスよく取り入れ、子どもの自発的活動を促します。
日々子どもは学びたがっています。教えるのではなく、振る舞いや魅力的な身のこなし方を日々目にする(提示)環境と関わりながら様々な事柄を吸収し、自立に向かって成長・発達していきます。
ウィリアム・ウォードの名言
『平凡な教師は言って聞かせる。良い教師は説明する。優秀な教師はやってみせる。しかし、最高の教師は子どもの心に火をつける。』
私たち大人は、子どもの観察から環境を整え、湧き出る『発達を遂げたい思い』のお手伝いをすればよいと考えます。

入れる、落とす






『ぽっとん落とし』
繰り返し手順の思考の組み立て



はめる

平面と立体で「同じ」を見つける


通す

刺す


より分ける


型に貼る

引っ張る・切る・貼る




左奥『のり貼り』

子どもの「おしごと」は様々です。
昔から、”子どもは遊ぶのが仕事”と言われるように、遊びの中から学ぶことがたくさんあります。
先生のお膝の上で安心しながらお友だちと絵本を見ている場面。「これ何してるのかな?」一緒に考えたり、触れ合う先生から聞こえてくる優しい声。

全身を使って、押したり、引いたり

お友だちと順番に、遊びのルールも考えます。

赤ちゃんだった自分の体が、手も足もこんなに自由に動かせることが嬉しくて、使ってみたくてたまらない時期。

ジャンプをしたり、登ったり、時にはお友だちと協力して速度を調節してみたり・・・色々なことが出来る、無限の可能性を感じています。

明日はなにが出来るようになるんだろう?
これからもたくさん「おしごと」しましょうね♪
